大学受験英語勉強法|偏差値60までの勉強の流れ

大学受験英語勉強法

大学受験において、英語は合否を分ける科目と言っても過言ではないです。

そのように先生から言われても、では、どうすれば英語の点数が伸びるのかが分からない受験生も多いのではないでしょうか?

ボク自身も、英語に関しては頭を悩ませていた受験生の一人であったし、どうして自分の英語の点数が上がらないのかが、不思議でなりませんでした。

しかし、1年間の宅浪でこれから紹介する英語勉強法に変えたところ、成績は伸び始めて、センターは90%、2次本番は7割を取りました。

大学受験の英語は、適切な勉強法を続けていけば、誰にだって成績が伸びる科目です。ボクがやった勉強法を是非参考にして下さい。

大学受験英語の勉強は正しい暗記法が大前提

大学受験における英語は、英単語や熟語など覚えておくだけで点数がアップする科目だと言えます。逆に言えば、正しい暗記法さえ マスターしていれば、点数が飛躍的に伸びていくわけです。

例えば、英単語を覚えるとしましょう。多くの人が英単語を覚える時には、紙に書いて覚える勉強法をしているが、正しい勉強法だと 言えないです。

人間が、何かを覚えるためには、脳をフル回転させつつ、何回も反復して練習する必要があります。ただ 紙に書くだけでは、脳がフル回転できていない可能性があるのです。

正しい英語の暗記法とは

まず、英単語帳の単語の1つだけを目で見るだけで覚えようとしましょう。そして、覚えたと思ったら、単語帳から目を離し、紙に書いていきましょう。

覚えているかどうか確認をして、覚えていれば次の単語も同じようにやっていきます。紙に書いて確認して覚えていれば、今度は 最初に覚えた単語と2個目の単語を思い出して、紙に書くことをやりましょう。

思い出せないならば確認して、再度覚える。その後は3つ目の単語を覚えて、今度は3つの単語を思い出して紙に書きます。

このような勉強法は面倒そうに見えるが、一番効率よく、かつ忘れにくい覚え方なのです。おそらく、15分この勉強法をしているだけで、 あなたは脳がフル回転していることを実感できるでしょう。

大学受験英語勉強法の基礎は単語力だ

大学受験英語では、英単語を覚えておかないと話にならないです。単語力を養うためにも、英単語帳を1冊だけ用意しましょう。

単語を覚えるのは、100個の単語を一気に覚えるのではなく、1日10個ずつと細かく分けて覚えていくのが効率が良いです。そして、 覚えた単語は次の日も、その次の日も復習をしていくことでどんどん定着していきます。

人間の脳は、何度も反復して覚えようとする情報を、かなり重要な情報だと判断して忘れないようにしてくれる。この脳の性質を 活かすことで英単語を覚えていきましょう。

それに、大学受験はマラソンみたいなものなので、いきなり英単語100個覚えるとか全力疾走をしてしまっては、後半で息切れして バテテしまいます。大学受験では、勉強のペースを保つのが重要です。

詳しい英単語の勉強法は、以下の記事を参考にしてください。

参考記事: 英語「ターゲット1900」の覚え方・使い方を紹介していく

参考記事: システム英単語の3つの使い方と勉強法

英語勉強法の核|文法と構文把握をマスターしよう

英単語を覚えたら、今すぐに点数を上げるために長文を勉強したくなるが、英単語だけの知識で長文を解いても大して点数は上がらないです。 せいぜい、センター7割、記述偏差値50台前半が限界でしょう。

英語で偏差値60以上を目指すためには、文法と構文把握をマスターするのが近道となります。これらを2ヶ月でマスターするようにしましょう。

これらの勉強法も、一気に勉強するのではなく、1日5ページくらいに分けて勉強していくのが賢いやり方です。復習をするのも忘れては いけません。

ちなみに、ボクが使った参考書は、文法は「仲本の英文法倶楽部」。 構文把握は「ポレポレ英文読解プロセス50」と言うもの。特に、「ポレポレ」 は初めは難しいが、根気よく続けていくことで、確かな実力が付きました。

センター英語はそこまで難しい英文は出てこないが、2次試験になると読みにくい英文が結構出てきます。しかし、文法と構文把握をしっかり 理解しておくことで、読むのが難しいと感じる英文はなくなります。

長文読解

長文読解は、英単語と構文把握、文法をマスターした後に行うのがベストです。

英語の点数が伸び悩む受験生ほど、英単語などがマスターしていない早い段階で長文読解に取り掛かりがちです。 しかし、長文は「単語、文法、構文把握を集めたもの」に過ぎないので、これらを疎かにすると、 思ったよりも点数が伸びません。

でも、英単語や文法をマスターした後に長文読解に取り掛かると、1,2カ月の短期間でも一気に点数を伸ばすことが可能です。

以下は、具体的な方法を見ていきましょう。

主語、述語、関係詞を意識して読んでいく

長文読解、特にセンター英語の長文では、いかに早く正確に文章を読むのが重要になってきます。 つまり、速読する力を身に着ける必要があります。

ただし、ここで言う速読とは、「飛ばし読み」や「斜め読み」と言う邪道ではありません。 真の速読とは、文章をなるべく1つのかたまりとして読むことで、「英語→日本語に訳す」作業を極力減らしていくことを言います。

「英語→日本語に訳す」作業を極力減らすとは?

例えば、以下のような文章があるとします。

I like to play baseball.

並みの受験生であれば、この文章は「Iは私はで、likeは好きだ、toは不定詞で、、、」と言う風に、単語を1語ずつ訳していきます。 しかし、真の速読を身に着けた受験生は、「I likeは私は好きで、to play baseballは野球をする」と言う風に、ある程度大きなかたまりで 文章を読み進めていきます。

1語ずつ訳すと合計で6回訳す必要がありますが、かたまりで訳すと、たったの2回で文章を読み終えることができるので、 これだけでかなり読むスピードが上がっていくのが分かると思います。

速読を身に着けるためには?

上記で紹介した速読を身に着けるためには、まずは「英単語、文法、構文把握をマスターすること」がやはり重要になってきます。 特に構文把握をマスターして、主語や述語、修飾語がどれかを見分ける力がないと、速読はできません。

これが終わった後は、長文の問題を解くときに、構文把握を意識して行うことです。 最初は慣れていない事もあって読むスピードが遅くなりますが、徐々に慣れていくと、 瞬時に文章を読むことができます。

参考記事:偏差値60を目指す英語長文勉強法

また、センター英語特有のテクニックがあるので、これも知っておいた方が良いでしょう。

参考記事:センター英語時間配分|今よりも10分余裕を持つために

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